遺言

躁と鬱が顕著に見られるとてもおもしろいブログです

ルッキズムが憎い。

ルッキズムが憎い。

 

 

ルッキズムが憎い、この表現は日本語として合っているのかは置いておいて。

 

 

 

なんでこの世の中は外見がいい人が1番偉いのか

 

 

なんで可愛いのが偉いのか

 

 

なんで細くてスラッとした人が偉いのか

 

 

可愛くないと見下されるのか。

 

 

 

可愛くないからといって笑われるのか。

 

 

空気のように扱われるのか。

 

 

 

近寄ってはいけないような存在にあしらわれるのか。

 

 

 

 

 

 

こんな感情を持つのは、

もちろん私が可愛くない人の側だからだ。

 

 

 

 

元々垢抜けてなくて可愛くなった人はよく言う。

 

努力で人は変われる。

 

 

 

そんなこと言う時点であなたは元々可愛い側の人間だ。

 

 

同情したようなことをいわないでほしい。

 

 

 

努力で可愛くなれるのは、

元のポテンシャルが高い人だ。

 

 

 

もとのパーツ配置と骨格に恵まれた人だ。

 

 

 

 

なんで二重に生まれただけで偉いのか。

 

 

二重にするのに18のときに高校を卒業した瞬間に埋没をした。費用は6万円。

 

 

しかし目の上に1本線が入っただけで可愛くなるようなポテンシャルの高い目では無かったわたしは、気づいてしまった。

 

 

 

自分に可愛いは難易度が高い。

 

 

 

言い訳じみているが、言い訳ではなく、

 

明らかにポテンシャルの低すぎる顔。

 

 

 

同じ側の人だと分かるかもしれないが。

 

 

 

 

重たいまぶたを改善するために

眉下切開と上まぶたの脂肪除去、

 

もともとある貼りすぎた蒙古襞を取るために目頭切開もして。

 

 

涙袋も皆無だからヒアルも入れて。

 

 

 

 

元々可愛い出目のひとは

涙袋がぷっくり出てるけどね

 

 

 

わたしはなんでこんなに平らなのかな

 

 

 

 

私が元から可愛い目だったらかかるはずのなかったお金。

約50万。

 

 

この50万を貯めるために辛いことを

心を殺してしてきた。

 

元から可愛ければする必要のなかった、

 

本当はやりたくなかった、

 

一生消えない傷を心に負ったが、

 

これも元が可愛ければおうことがなかったであろう。

 

 

 

 

さらに、生まれつきわたしは口元が突出している。

 

いわゆる、口ゴボである。

 

アデノイド顔貌の典型である。

 

 

 

目を整形して、マスクをしたらギリギリ

普通になったが、

 

マスクを外したら奇形のままだ。

 

 

 

この口元が嫌で来年手術を控えているが、

 

この手術にかかる費用、

 

数百万円である。

 

 

この費用も心を殺して貯めてきた。

 

 

 

なぜ私は。

 

こんな苦しい思いをして、

 

 

手術も、そう安全なものではない。

 

 

 

全身麻酔から目覚めないかもしれない。

 

 

 

麻痺が残るかもしれない。

 

 

顔が動かなくなるかもしれない。

 

 

 

骨を切るのはとてもこわい。

 

 

 

手術動画をみて震える毎日を送っている。

 

 

 

それでもわたしは手術を辞めたりしない。

 

 

 

この顔が大嫌いだからだ。

 

 

 

 

大大大嫌いだからだ。

 

 

 

 

親が可哀想、

 

そういう人も想像つくが。

 

 

 

人の心のない私はこう思ってしまう。

 

 

ブスに産んだ人が悪いだろう。と。

 

 

 

それに比べ、人間関係を拗らせ、

人と距離を詰めるのが下手で

いわゆるASDの私。

 

 

言動もおかしく、さらに容姿も醜い。

 

 

生きる価値はどこにあるのか。

 

 

 

わたしは絶対に子供は作らない。

 

そう誓っている。

 

 

 

中学の時から容姿に、性格に、悩み、

そしてその時から死にたい。という感情を持っていた。

 

 

そしてその感情をだれに打ち明けられる訳でもなく。

 

2度実際に計画をして、

 

今週末死のう。

そう思ったことがある。

 

 

 

その週はとても楽しく生きられた。

 

 

だけど、見てわかる通り、しねていない。

 

 

 

死は、そう簡単ではなかった。

 

 

 

こんな苦しい思いをして。

 

 

死にたい死にたい言ってる自分が、

 

 

生きることがどんだけ苦して辛いことか

知ってるから。

 

 

 

そして多分遺伝で生まれた子供はほとんどの確率で私側の人間になる。

 

 

性格に、容姿に、悩む人になってしまうと思う。

 

 

 

 

 

 

ミスキャンの文化が憎い。

 

 

 

あーーーやっぱり可愛いが1番なんだ〜

 

 

 

その可愛いはほぼ親からの産物で、

自分でどうこうできるものではなくて。

 

 

 

生まれつきブスというハンデを背負った私からしたら憎くて仕方がなくて。

 

 

これは単なる嫉妬でしかないのであろう。

 

 

 

ブスという負のループ。

 

 

ブスだから痛い思いをし、多くのリスクを背負って整形する。

 

 

 

大金に及ぶ費用を貯めるために、嫌な思いをする。

 

 

整形した事実が周りに噂され好き勝手言われる。

 

 

 

 

 

ブスに得が無さすぎるのでは?

 

 

 

 

 

なんでかわいいが1番偉いのか。

 

 

 

 

テレビを見ていても

チヤホヤされるモデルさんと雑に扱われる芸人さん。

 

 

 

その様子を見ると苦しい。

 

 

 

 

友達は可愛い子だけ褒めて、

自分はスルー。

 

私も自覚しているので空気に化す。

 

 

 

 

可愛い以外要らない。

 

 

この世にはかわいいがあればなんとかなると思う。

 

 

 

かわいいが、ほしい。

 

 

かわいいが、羨ましい。

 

 

 

かわいいが、憎い。

 

 

 

 

かわいいだけで偉いこの世が大嫌い。

 

 

 

 

ブスだからって不利な世の中が分からない。

 

 

 

 

 

ルッキズムが憎い。